[コメント] コリーニ事件(2019/独)
すべてを背負って沈黙をたたえるフランコ・ネロが渋くて良い。法廷ものとしても二転三転するスリルがそこそこ楽しめる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ナチスの、そしてそれ以外の戦争犯罪に対する国際社会の見解が、歴史的に変化、発展していることが良くわかる。
この数十年の進歩を感じさせると同時に、その背後には、本作で描かれたような無数の無念と苦しみがあったのであろう、それを軽々に扱ってはならぬと心に深くとどめる映画だ。
ただ、原作小説は未読だが題材と内容からして、小説などでじっくりと読んだ方がいいかもしれない。映画化にあたって尺の関係で、ちょっと駆け足気味になったような気がしないでもない。
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