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[コメント] ビリー・リンの永遠の一日(2016/英=中国=米)

本作は、日本劇場未公開作品。その理由は大きな賞を取っていない、エンターテイメントでない、イラク戦争ものは不人気(?)だとか様々な訳があるのだろうが、残念だ。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







本作は主人公が19歳だからか、率直で素直な作品だ。彼が志願したワケは変わっているが、それはさておき、物語は徐々に英雄、兵士、戦争について語られて行く。が、浮き彫りになって来るのは、その裏にある国の現実、実情だ。

実業家のオーナーが言う、「アメリカは自由の国だよ。」そう、自由の国アメリカは、そんな仮面の裏で・・・。アメリカは、いつこんなにも情けない国に成り下がってしまったのか。

もっとも本作は、イラク戦争を否定している訳ではない(肯定もしていない)のだが、「いや、否定しているんだ」というアメリカ国民も多いのかもしれない。以下はあまり意味がないと思うが、参考までに。 ユーザー評価:MIDb 3.1点、日本ヤフー映画 3.4点、日本キネマ旬報 3.7点。(5点換算)

アン・リーの作品は個人主義過ぎると批判する人も多いと思うが、私は好きだ。

劇中、軍曹(ヴィン・ディーゼル)が言う、「なぁ、ビリー。神や国じゃなくてもいい。何か自分より大きなものを見つけろよ」。ビリー、そして我々1人1人が自分のそれを見つけた時、自分のこと、自分の好きなこと、世の中のこと、世界のことへの見方が少し、変わるかもしれない。 

(評価:★5)

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