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[コメント] ようこそ映画音響の世界へ(2019/米)

だよね。映画を豊かにする音響の世界。ただ姉妹編と比べるとどうしてもこの作品自体は映画でなくてもな、と思ってしまう。面白かったのだけれど。☆3.5点。
死ぬまでシネマ

判ってはいた事だけど、あらためて映画って総合芸術だな、と。そして監督の下に音響デザインもあるのって美しいな、と。

アリー スター誕生』('18)の時も余り注目されなかった『スター誕生』('76)だったけど、バーブラ=ストライサンドって偉かったんだな。『ナッシュビル』('75)ってそういう功績もあったんか、とか。

自分ももし音響マンになったら、この世界だけでも深みに嵌りそう。映画の出来とか内容に関係無くそっちだけの世界がありそうだ。一方、そういう複雑な構造を知ると少し寂しくなったりする。今更YouTuberデビューする気力が、無いんだよね。<意義>なんて考えたくない!とも。

本作に出てくる映画を観ているだけで『ザッツ・エンタテインメント』('74)気分♪だったけれど、昨今の動画配信サービスの荒波を見てると(中にはいいのもあんだろーけど観る気がシネェ)、本作も「最後の世代」なのかなぁという気がしてくる。…

<姉妹編>ってのは『すばらしき映画音楽たち』('16)のコトね。勝手に言ってるだけで全然別作品なんだけど(監督:マット=シュレーダー)。

(評価:★3)

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