[コメント] 罪の声(2020/日)
実在犯罪事件をモデルにした映画は数多くあれど、事件犯行に使われた「声」の主が、事件の核心、そして他の「声」の主を捜し求めるという着想がユニーク。原作の出来が良いんだろうが、それを映画作品として小気味良く構成してみせた脚本も素晴らしい。
あるテレビ番組で本作のモデルになった「グリコ・森永事件」について、著名な声紋専門家(鈴木松美氏)が「男児の声は幼くて内容も理解ができず読まされていたんだろうが、少女の声はおそらく読んでいる内容の判別がつく年齢だったはず」と声紋分析結果の話をされていて、薄ら寒くなったことを覚えている。
実在事件の真相は、闇の中・・・。
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