[コメント] ヒルビリー・エレジー −郷愁の哀歌−(2020/米)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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Netflixの制作ということで、劇場公開は限定的で、配信はもう始まっている。だから、劇場映画として、陽の目を見ないのはもったいない作品です。監督はあのロン・ハワードでした。
JDも姉のリンジーも、自分では抱えきれない問題を前に、思い悩む。特にJDは「置いてきたはず」の問題。インターンのための面接がすぐそこに迫っている。そんな中での「会食」は、映画を見ているものまでイラつかせる。
そして肝心の母は、「どうしようもない」ところまで来ている。自分だったら、絶対に田舎に戻ってこないぞ、多分。仕事、肉親、恋人、自分の中での優先順位は、簡単には変えられない。この物語はJD自身の回顧録が原作なので、相当な葛藤の中で選択肢なんだろうと思う。でも、最初のぽっちゃり少年JDを見ていると、とても入隊できるようには見えなかったんだが。
エイミー・アダムスも、グレン・クローズも、大迫力です。主人公が3人いる映画ですね。
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