[コメント] マ・レイニーのブラックボトム(2020/米)
一見ふてぶてしいデイヴィスの仏頂面や、人をヒトとも思わないボーズマンの態度に眉をひそめる思いに誘われるが、これらの人々は1927年の黒人の地位を十分理解しているのだ。レコードスターに人気はあっても人権はない。これはコミカルに見えてサッドな悲劇だ。こういう思い込みからの悲劇は決して珍しくはなかったのだろう。
(水那岐)
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