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[コメント] PLAY 25年分のラストシーン(2018/仏)

REC』シリーズが「●REC」なように、この『PLAY』も「▶PLAY」なのがうれしい。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







13歳から、38歳までの25年間をホームビデオの映像を編集して製作された映画「風」。いわば『ブレアウィッチ』や『パラノーバル・アクティビティ』系。そのために、少年・少女たちの10代、20代、30代を演じる俳優を9か月かけて集めたらしく、時代が進むのを違和感なく見られました。本当に同じ俳優たちが10代から演じているかと思っちゃったもん。

予告編でマティアスが倒れた映像がわりと重要に見えたので、その彼のために映像を編集したのかという、ちょっとミスリード?(勝手に間違えたが)があったが、そうじゃなかったので、最後の展開はまあお約束。「♪近すぎて見えない奇跡があるね〜」と杏里が歌ってるが、マックスには「兄妹みたい」だと言い聞かせてたんだね、勇気がなくて。遠回りもよし。エマ役の女優さんは、各年代ともとても魅力的だ。・・・最後、マティアスはどこ行った?ほんとに倒れた?

音楽に関しては、あまり90年代洋楽は詳しくないので、そこ自体に懐かしさはなかったが、家に苦情を言いに来たポリスが、ギターでスリップノットをギュギュ〜ンと弾いてくれたのは、かっこいい!と思った。『mid90s』もだが、少し前までは80年代洋楽がよく映画に出てきたのに、今は90年代推しなのね、映画界も。(公式HPでは使用曲が視聴できますので、90年大好きな方はぜひ。)

(評価:★3)

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