[コメント] カサノバ 〜最期の恋〜(2019/仏=ベルギー=米)
伝説のプレイボーイ、ジャコモ・カサノバの、ロンドンびっくり滞在記(ポロリもあるよ)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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カサノバの「最期の恋」ということで、なぜ「最後」じゃなく「最期」なんだろうか?よく判らなかった。てっきり最後に命を落とすのか?とも、ちょっと思ったが、物語自体が「年老いたカサノバが、自分の恋の物語を聞かせる」話だったので、そうではないし。
そしてシャルピヨン演じるステイシー・マーティンが「瑞々しい」。手を伸ばせば届きそうで、でも届かない、そんな役を演じてました。しかし彼女は「娼婦」と設定には書いてあるが、じゃあ「お金」で手に入るものではないのか?ちょっとそこが判りにくいが、馬車で男に揉まれている初対面のあとで、あんな純愛?になる不思議。
しかしなかなか「お嬢様」っぽかったし。カサノバの中での女性の価値観はよく判らないが、冒頭、ロンドンに来たばっかりのころ、身分の低い相手に怒鳴り散らすシーンがあるぐらいだから、なぜ彼女に魅かれて、のめり込んでいったのか、疑問もあり。もちろん「手に入らないから、手に入れたい」のだろう。そして、一度抱いたら、もう興味を失うのだろう、そして忘れ去ってしまうだろう。それを彼女も判っている。
とはいえ、おもわず恋してしまうような魅力にあふれていたのは確か。
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