[コメント] ノッティングヒルの洋菓子店(2020/英)
とりあえず、抹茶クレープケーキは、イギリスの料理人には難易度が高いらしい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「ベーカリー」という言葉を用いているが、「洋菓子店」が日本語タイトルではふさわしいですね。クロワッサンもあったみたいだから、「ケーキとパンのお店」的な。
映画はおいしそうなお菓子であふれていて、お腹がすく。そのお店の繁盛記としては、困難が足りない印象。最初の「売れない」からの、転機となったのが、ばあ様のアイデアはいいとして、作る側の困難は抹茶クレープケーキだけだ。いや、日本人のタナカさんが欲しいのは「水ようかん」とか「どら焼き」とか、超難題を見てみたい。
話の中心は亡くなった「サラ」と、周りの人間のかかわり、特に母親との確執。そこが主題なんだが、冒頭でサラに宛てた手紙の内容と裏腹に、クラリッサが家を訪ねた時に「金が目的?」と食い気味に声を荒げた。一歩間違えば、サラだけじゃなくクラリッサも離れるところだった。
あと、マシューが手伝いに来る「理由付け」もちょっと弱い印象。
この洋菓子店は、もうすこしスパイスを効かせた方がよかったかも。
ちなみに「ノッティングヒル」という地名は、番組の中で出てきたのかな?
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