[コメント] バラ色の人生(1948/仏)
まだ48年なのに「やりたいのか」「君とは3回寝ただけ」みたいな科白が連発される(しかも学園もの)様はさすがフランスと唸らされる。筋は『愛してる、愛してない…』の元ネタ風。ピアフの名曲(46)は使われない。ルイ・サルウは石浜朗に激似。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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軽薄なほど女にモテるという人生観に貫かれており、フランソワ・ペリエはルイ・サルウになりたいのだ、という含みが判りやすく示される。あの願望実現記録日記、教室や自殺の枕元にまで持ち歩くのは、それほど大事にしていたってことでいいのだろうか(書体がすごい)。
その願望ノートの世界が前半に描写され、現実が後半に照合される。しかしこれがどれもイマイチ面白くない。ああそういうことだったんだね、と低体温で了解する以上のものがなかった。ペリエを去るに任せるラストショットは毒が強すぎるかも知れない。
私的ベストショットは妻に目隠しして夫を当てさせる結婚式の余興の件。メイド役で一瞬しかアップにならないマリナ・ド・ベールが可愛くて主演の女優ふたりよりいい。この点含めて個人的には何か嵌らない、すれ違っている印象の残る映画だった。
(評価:)
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