[コメント] ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)(2020/日)
マスターの耳で聴けるオーディオ蘊蓄を大いに期待したのだが、初心者向けの空振り。総花的なオーディオとジャズの解説に終始し、ベイシーと関係のない引用など大いに退屈した。好事家はステサンのベイシー特集号で我慢しよう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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収穫はマスターのとてもいい人柄。これは文章では判らない世界。好かれる人物なんだとよく判った。
マスターもポンタも、ベイシーの音を若い連中が面白がらない、音楽の耳が変わってきたと懸念しているのが興味深かった。その辺りのことは、肝心のベイシーの大音量の音が映画で殆ど鳴らないのだから確かめようがなかった。一関まで行くしかないが、当面は混んでいるんだろうか。そもそもコロナで行けないし。
あと、普通の薬缶で珈琲淹れている、そこら中が本の山、近所から出前が取られている、などの細部に面白味があった。
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