[コメント] 柄本家のゴドー(2019/日)
そんなの、演劇ファンだったらみんな知ってるつーの。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
柄本明に光を当て過ぎちゃって、柄本明が一筋縄でいかない人物だってことだけがわかるフィルムになっている。
でも、そんなこたあ演劇好きなら誰でも知ってることで、というかTVしか見ない人でも気づいてるだろうことで、それだけをテーマに一本みせられても得るものが何も無い。
演出前後での息子たちの演技の変化とか、東京乾電池での柄本明と息子たちへの演出の違いがあるのかないのかとか、何も教えてくれない。
安藤サクラの反応も追わない。
おいしいところを何一つ掘り下げない。
「おいしいところ=ゴドー」に設定したから、なんも起こらないんだ、なんてことを仮に演出が考えていたとしたならば、悪ふざけにすらなってないよーと言ってやりたい。
本当にその設定なら、ゴドーに敬意を表して2幕モノにして、2部で柄本兄弟のゴドーを通して撮ってやれよ。
あんまり腹が立ったから、見ている最中、北方領土が気になり出しちゃったよ。
安倍元総理「どうして北方領土を返してくれないの?」
プーチン 「ゴドーを待ってる。」
安倍元総理「そうだね、ウラジーミル。2人の力で駆けて、駆けて、駆け抜けようではありませんか。」
プーチン 「わからんね、さっぱり。」
安倍元総理「今度は何をするかな?」
プーチン 「わからない。」
安倍元総理「もう決めよう。」
プーチン 「だめだよ。」
安倍元首相「なぜさ?」
プーチン 「ゴドーを待つんだ。」
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