[コメント] るろうに剣心 最終章 The Beginning(2020/日)
「最終章」第二弾は、原作の「人誅編」の中の「追憶編」を分ける形で制作されました。個人的には「Final」よりも面白い、わりと上質の時代劇を堪能した!って感想でした。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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アクションが「目玉」だった、これまでの「るろ剣」映画と比べると、今回はアクションよりも、ストーリーと「演技力」が印象に残りました。特に桂小五郎役の高橋一生が、この映画の「演技の要」となりました。そしてストーリーという点では、原作漫画がどれだけ秀逸だったかを、あらためて思い知らされました。
「剣心と巴」も、佐藤、有村、二人ともよかったです。巴というキャラ、本当に不愛想で、感情を表に出さない。作者の和月氏は「綾波レイ」のイメージを盛り込んだと原作漫画の解説で書いているが、そんな感じですね。
ほぼ原作通りでしたが、原作にはない「剣心×沖田」のガチンコ勝負が、この映画のアクションの見どころでした。その分斎藤一はワリを食いましたが。そして、「内通者に追っ手を差し向けた」からの、志々雄再登場がなかったのは、ちょっと残念。
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