[コメント] 今日もどこかで馬は生まれる(2019/日)
命にも運があるという現実。
競馬好きな監督が、引退した馬の行く末が気になり、それを追ったドキュメンタリー。
運が良い馬は、一線を退いても地方競馬で活躍したり、乗馬クラブに引き取られたりする。私はその馬に乗って楽しませてもらっているが、ほとんどの引退馬は、食肉やペットフードになるという安楽死をさせられる運命なのだ。
そういった現実を丁寧な取材と分かりやすい演出で、引退馬のセカンドキャリア、サードキャリアについて考えさせられた。
「一頭の馬に対して熱い思いの人が一人はいないと馬は助からない」という言葉は、馬のみならず生きているものすべてに言えることなのだろう。
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