[コメント] 次郎長三国志 荒神山・前編(1954/日)
このシリーズは男どもがとにかくよく泣く。前半の悲壮感とユーモアが入り混じった泣き笑い的濡れ衣エピソードの湿っぽさと、一転、荒神山の決戦へと向かうお祭り騒ぎの勇壮さのギャップが、いかにも娯楽職人マキノらしいエンターテインメント戦術で大胆。
しかし、後編が製作されなかったとはなんと乱暴な。続きがなければこの映画は、どうにも治まりがつかんだろうに。
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