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[コメント] ヴォイス・オブ・ラブ(2020/仏=カナダ)

セリーヌ・ディオンの人生を元に「創作」された映画、ということで、歌はたくさん出てきますが、「いい話」という印象でした。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
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世界の歌姫セリーヌ・ディオンの人生をもとに「創作」された、という映画だそうです。主人公の名前は、彼女へのリスペクトもあり、「アリーヌ」となりました。実際はどうか知りませんが、この映画の登場人物は、基本「善人」ばかり。14人兄弟の末っ子に生まれたアリーヌが、その歌の才能を見出され、12歳でデビューし、瞬く間にスターに。そして26歳年上のプロデューサーへの一途な思いを実らせて結婚。長い不妊治療の末に子供を授かり、世界の歌姫として幸せをつかむが、悲しい別れが訪れることに・・・という、ざっくりとした映画です。

2時間ちょっとの映画ですが、割と平坦な印象を受けました。「ここが見せ場!」ってポイントを強調するだけで、ずいぶんと印象が違うのになあと感じます。アリーヌの実家の大家族感は素敵でしたが。

主演のヴァレリー・ルメルシエは、監督と脚本も務めて、映画の中で大車輪の働き。現在57歳の彼女が、12歳から演じているのがすごいです。そして、ギィ=クロード役のシルヴァン・マルセルと「同い年(1964年生まれ)」なんだとか。それはそれですごい。

余談:アリーヌが、世界進出のために、苦手な英語を克服するために「ベルリッツ」で勉強するシーンが登場しましたが、彼女は日本国内では「イーオン(セリーヌで、イーオン、という見出しが。)のCMに登場してましたね。

(評価:★3)

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