[コメント] 錨を上げて(1945/米)
こいつ等、彼女が他の男とデートさせないためといえ、結構エグい嘘をつきやがる。男2人女1人の恋と友情の三角関係と、芸能界シンデレラストーリー。ベタだけど嫌いではない。
作品内でジーン・ケリーがMGMアニメキャラ(トム&ジェリー)と共演するシーンがあると前もって知り、どんな挿入で?と思って観ていたら、成るほど、そういうエピソードね、スタッフも捻りだすね、と感心。
子役の少年が1980‐1990年代に渋い脇役俳優として活躍したディーン・ストックウェルと知り驚き。子役時代から息の長い俳優生活だったんですね。
戦前のフランク・シナトラって、ヤサ男でナイーブなハンサムキャラで、戦後のバッド・ガイなイメージと全く違っており当惑した。ブルーアイに抜群に巧い歌声。こりゃ当時、モテモテのアイドルだっただろうな。ただし、アイドルに終わらず、後々(マフィアとの灰色の付き合いも含めて)太々しさを兼ね備えたから、エンタメ界のゴッドファーザーとして長く君臨できたんだろう。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。