[コメント] クレイグの妻(1936/米)
家を奇麗に保つ強迫観念に駆られた主婦の転落譚で、極端に振れるロザリンド・ラッセルが次第に水木しげるの妖怪のように見えてくる辺りに面白味があるのだが、収束は浅薄。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「父は外の女のために家を抵当に入れた」のが彼女の病的な動機であった。ならもっと別の展開はなかったのか。サイレント時代の教訓劇の尻尾をぶら下げてた最後の字幕でもって「自分本位に生きる者は大概独りになる」と単線的に纏められては興醒めであった。
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