[コメント] SING/シング:ネクストステージ(2021/米)
自助否定の世界で変化をもたらすのは気づきである。演者の課題はリミッターの外し方であり、ゴリラで問題となったのは教授法のまずさ。ゾウは恋によって本来の演技力に達する。
自助を厭う貴族的美徳はオオカミ社長の令嬢にもっとも体現されるので、彼女に配役を奪われたとき作中で唯一といっていい人生的な課題にブタは襲われ、才能は気分によって左右されるのでやはり課題は後を引かない。外乱に即応していれば構造が訪れると信仰する現場主義は社長を殺人鬼にする。貴族主義的世界観においてゾウはバイトに欲情できるのか。これも引っかかる。
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