[コメント] ヘルドッグス(2022/日)
楽しめたか、という本来の意味では今ひとつなのだが、作品として☆4点に値すると言わざるを得ない。
…といったところか。普段「客観的には☆2〜3点かも知らんけど俺にとっては☆4点!」みたいな点のつけ方が多いし実際それでいいと思っているのだが、今回は「う〜ん…」と今ひとつ乗れなかった。にも関わらず、この映画には☆3点はふさわしくないな、と思う珍しい事態である。
原田眞人のテンポのいいアクション映画は気に入っているのだが、歴史ものでは良かったものが今回はどうにも嫌な感じ。恐らくヤクザものに対して、俺が「ムチャクチャ(破茶滅茶)」か「真面目(悲哀)」かどちらかを求めているからではないかと思う。スーパー強盗の描写にしても、岡田准一・坂口健太郎の2人組を始めとするヤクザ達にしても、とても現実のそれには見えない。にも関わらず映像の完成度は高過ぎるのだ。「カッコ良過ぎる」のだ。…10年前迄なら受け付けたのかも知れないが。
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