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[コメント] ある男(2021/日)

原作既読。さすがに小説は人の思いをしっかり書き込んでいる。一方映画は映像の助け、役者の助けも有り、要所々を引き締めている。特に脚本が、主張をもっていろいろ変更しているのが良い。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







脚本は小説の最初のシーンをラストに持って来ている、「三世経ったら日本人」というセリフを義父ではなく義母に言わせた等々、受ける印象が違うという変更は幾つもあったが、最大の変更は息子に「花ちゃん(妹)には僕からしっかり話すよ」と言わせたことだ。このセリフは、この家族の将来の強い生き方 (or希望) を描いて秀逸だと思う。

(評価:★4)

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