[コメント] 映画 ゆるキャン△(2022/日)
社会人設定で映画作るならこうするしかないのかなーという内容。ゆるさがウケたテレビシリーズを映画にする意味がそもそもよく判らなかった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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古代の住居跡が見つかって、キャンプ場作りが中断を余儀なくされる展開があるでしょう。これが彼女たちの目的に対する「障害」として描かれる。縄文時代と現代のアクロバティックかつNOWロマンティックな接続に、誰ひとり心を動かさない。迷惑顔にさえ見える。こういうのにボカーちょっと唖然とするんですよ。結局キャンプ場構想は遺跡保存と共存して進めることになるんだけど、彼女たちはそうなってはじめて保存作業を手伝う。このような視野の狭さ、現実ならともかくフィクションとしては非常に呑み込み難い。急速に彼女たちに興味を失うのを感じた。縄文時代と現代が繋がっていることに無関心な彼女たちに、今作のテーマ「他者に楽しさを伝えて広げてゆく」ことができるようには思えなかったのである。 …と、草刈りひとつせず汗ひとつかかずに自宅で寝っ転がってタバコ吸いつつAmazonPrimeVideo鑑賞のわたくしは思ったのであります。
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