[コメント] 口裂け女2(2008/日)
前半は「海街diary」ならぬ「麓街diary」な三姉妹の朗らかな展開。が、中盤以降は一転「麓街diary (of the dead)」な血ミドロ劇に。だが、怖さより哀しさを感じてしまうのはホラー映画としてはちょっと微妙か(洋画で言えば「キャリー」)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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アシッドアタックに晒された三女に対し、その顔(口裂け)の恐ろしさよりも同情が常に優先される作劇。 これはたぶん、故意にそうしてるのだろうと思う。
ラストの口裂け描写(笑み)に最大限のインパクトを与える為に。 でもやはり怖さよりも、自分を裏切った姉たちを殺した挙げ句の狂気の沙汰。 やっぱりそこには哀しさしかなかった。 まあでも、それを目撃したあの子供はどえらいトラウマを背負いながら口裂け女という都市伝説の流布者となる、って締めはなるほど巧いなと。
後、時代設定は1978年。昭和な住居や電話機、ビューティーサロン、西郷輝彦似、第2ボタン等、なかなか頑張ってた。
3.5点
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