[コメント] ウォーデン 消えた死刑囚(2019/イラン)
軍人所長(ナヴィッド・モハマドザデー)の組織至上の生真面目な言動と、毅然とした美人社会福祉士(パリナーズ・イザドヤール)に抱くウブな心情のギャップが微笑ましい。王制時代の権威主義批判がどこか柔和なのは、現イスラム政権への皮肉な揶揄にもみえる。
劇中、所長が無人の刑務所に流す曲は、イスラム革命で国外追放さたヴィーゲンという歌手の「Cry of Waiting」という曲だそうだ。
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