[コメント] 226(1989/日)
真崎丹波と杉山仲代の組み合わせで沖縄決戦の意趣返しをやるネタ配役に根津とモッくんが90年代の風を運べば時代感はノスタルジーに巻かれて混迷を極める。専ら大人たちの肝を試すはずの政治スリラーを略し青年心理に向かうのなら早々に手持ち無沙汰となる。
竹中だけ回想を入れない正直な審美感は青年たちがぶち当たった、有権者の軍隊を私用に感応させる困難の究明には興味を持たず、敗北に耐える閑雅な時間は絵力を性欲に転換するばかりで、その恐るべき集団色ボケは良くも悪くも五社らしい悪趣味を達成する。
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