[コメント] アリスとテレスのまぼろし工場(2023/日)
90年代の死。
バブルのシャッターが目の前で閉まり、21世紀になって80年代ブームの後に来る筈だったのに、訪れる事なく、その前に終わるかもしれない世代の心の叫び。
白痴の少女に何かを託す。と云う当時のイノセンス至上主義を令和の世に引きずる。
未だやんの!?と。 で、見るとあの少女は劇中で幼い設定の筈なんだけど、よく見ると40女なんだよ。
うーむと…。
成れの果て…みたいなね。
未だ俺に時代の巫女をやらせろ!って云う岡田麿里の自意識は、エヴァのアレも含みで、上の世代が立ち上げてるシン・権威主義に、かつてのバブルのようにギリ滑り込めないかもしれないって云う、今の時代にプライムな年齢のクリエイターの焦りをビンビンに感じさせる。
ソコが面白かった。と、思う
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