[コメント] 四人の復讐(1938/米)
ジョン・フォードというよりは、ヘンリー・ハサウェイなんかがやりそうな題材で雇われ仕事っぽいのだが、それでもかなり面白い映画だ。
このようなモノを撮らせてもマイケル・カーティスやハサウェイとは比べ物にならない。(...当たり前か。)
バリー・フィッツジェラルドが独特のアクの強いコメディ・リリーフで登場するが、もうヤケクソのように突出したキャラ造型で場をさらう。或いは南米での大量虐殺のシーンは階段を上手く使った演出で瞠目するが、こゝもフォードにしては過剰な暴力描写で他のプロットとのバランスという意味では少し違和感がある。このあたりは雇われ仕事ゆえの反発のような気がしてくる。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。