[コメント] 映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)(2024/日)
タイトルコールまで、一切ドラえもんの登場人物が登場しないので、タイトルが出るまで、自分は何の映画を観に来たのか、いや、タイトルが出てもなお主要人物が出てこないので、変な緊張感で?観始めることになる、不思議な作品。全編、音楽を主軸に置いた工夫を数知れず感じることができるのだが、、、
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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映画と音楽。
トーキー黎明期の古来(といっても100年くらい前か笑)から、切っても切れない関係であることは確かだが、実は緊張感のある関係でもあって。
とくに、純粋な音楽シーンが始まると、映画のストーリーが止まってしまうという難点がある。現代でもライブシーンなどが抱える課題かと。
これを克服したのがミュージカルであり、映画の初期黄金期を支えたのはまさにこの手のジャンルの映画だと認識しています。
今作はあくまでミュージカルではなく音楽をテーマに据えた普通の映画作品であり、ストーリーとの対立構造をどう克服するのかが見ものだったわけですが、さすがにそこまで期待するのには無理があった様子、、、
とはいえ、後半の怒涛の伏線回収やお涙頂戴シーンなど、要所要所の演出には安心のドラえもん印がしっかり組み込まれており、子供とは十分に楽しめる作品かと!
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