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[コメント] 居酒屋(1956/仏=伊)

ジェルヴェーズ、だめ男を引き付ける女。 それでもやっぱり男が好き?
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ジェルヴェーズ(マリア・シェル)、男運のない女。

男たち=ランチエ、クポー、グージェ。

向かいに住んでいた意地悪なヴィルジニー。

洗濯場での女同士のケンカはすさまじかった。すばらしいぞ。 マリア・シェル。これで女優賞を取ったのかな。

クポーも屋根から落ちて職人生命を絶たれ、自暴自棄に。 職業とアイデンティティ。職業が自分の核をなしていて、 職を奪われたとき、人間は壊れる。自分ではなくなるから。

ランチエとクポーとジェルヴェーズ、奇妙な同居。 とんでもないシチュエーション。

クポー、幻を見て店内を破壊し死ぬ。

救いのないラスト。うわー、悲惨だ。

(評価:★4)

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