[コメント] 九十歳。何がめでたい(2024/日)
自分のほぼ同じ年頃の実母と較べても、草笛光子は若々しく生き生きとしている。それは好ましい。だが、それ以外にここから何を汲み取れというのか。この中で語られる事実といえば、ただ「佐藤愛子の新刊が出た」…まったくそれ以外に何があるというのか。
唐沢寿明の出演意図といえば、現実に年を重ねた挙句奮闘努力を裏切られ、若いまわりの人間に憎まれ、鬱陶しく思われ、迫害される姿に己の未来を見よ、との無責任な片付け方よりない。開き直った佐藤はいいが、唐沢はこの後憎まれつつ世に憚る余裕すらもない。
実際悲しすぎる。女性とはしたたかで羨ましいものだ、との羨望の気持ち以外に得られるものは何もなかった。
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