[コメント] まる(2024/日)
投機化する現代アート市場になぞらえて“権威”について皮肉るのかと思ったらそうでもなく、主人公(堂本剛)の暖簾に腕押し的な生き方を通して“(荻上直子が好きそうな)自然体の利”を性懲りもなく説きたいようでもあり、何が言いたいのかよく分からない。
未見の方には意味不明なコメントかもしれませんが、物語のオモテ的には主人公の行動を左右する役割の吉岡里帆、綾野剛、早乙女太一、柄本明が、ウラ的にはビジュアルの面白さとして○(まる)、鳥、蟻、茶の湯が機能していないからだと思う。
いちアートファンとしては、ちゃかされただけで終わった現代美術界に同情する。
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