[コメント] 十一人の賊軍(2024/日)
幾つか物足りないというか、不満なところはあるが概ねは満足して楽しめた。安っぽいCGみたいな爆発シーンはない方が良かったのではないか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
最後の非情な結末も悪くない。戊辰戦争は、当時の日本にとっては内戦でもあり、内戦が何をもたらすかという点から考えても現実味のある物語だと思う。この点では、大本のプロットがよく出来ているのだと思う。
ただ爆発シーンにややしょぼいところがあったのではないか。少人数で大人数を相手にするのだから爆破が増えるのは止むを得ないのかもしれないが、安っぽいCGまがいの爆発シーンは興をそぐのでない方が良かったと思う。
全体としては、往年の集団剣戟の流れをしっかり受け継いでいるのは良かった。辻斬りやら元槍術師範やらの殺陣はそれなりに様になっており楽しめた。
群像劇を志しているのはわかるが、山田孝之は悪目立ちだと思う。彼よりも仲野太賀に焦点をあてた方が良かったのではないか、とは思う。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。