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[コメント] アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師(2024/日)

権力を笠に着て人を踏みにじる者に対する怒りと無念の発露には、説得力もあるし、共感もできる。その点では王道の娯楽作だと思う。
シーチキン

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ただ、詐欺のところにはもう一ひねり、工夫もあっていいと思うし、やや無理筋も感じられた。

脱税した大物実業家の側近が実は数年前から潜り込んでいた仲間だった、というのもアイディアとしてはいいが、その見せ方にもうちょっと意外性というか、驚きがほしい。

そういうところはあるのだが、権力と癒着した悪役小澤征悦の振る舞いが、ホントに憎たらしいので、納得はできる。

ラストの殴りつけるシーンはやりすぎに思えたが、それが悪役の空想ということでちょっとほっとした。けど、あのシーンはなくてもいいようにも感じた。

(評価:★4)

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