[コメント] リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界(2023/英)
過酷な戦場の目を背けるような悲惨な実態を克明に記録する従軍記者の壮絶な生き様と、それを生き抜いた一人の女性の、傷つきながらふらふらと歩む人生が、伝わってくる映画だった。
彼女、彼らがいるからこそ、後世にいる我々はナチスの暴虐を、暴虐として知ることができる。(本作を観て改めて収容所のおぞましさを知った。「収容所」というよりも「大量処刑場」と言った方が正確なのではないかと思った)
そのことのとてつもなく大きな意味を、いつまでも心にとどめるべきだと、あらためて思う。
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