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[コメント] 絶望の日(1992/ポルトガル=仏)

絶望に苛まれる作家の心理をお世辞にも克明に描いたとは言えぬなかオリヴェイラらしい歪な感度は同居愛人に向けられていく。その他人事とでも言うような観察の視線。悪意や冷徹でなく事は起こっていないかのような不可侵の無謬性。それこそが絶望の日々。
(★3 けにろん)

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