[コメント] 宝島(2025/日)
戦争孤児の幼馴染たちが「警官」と「犯罪者」と正反対の道に進みながらも、「消えた英雄」を捜すというフィルムノワール的な設定にはいたく興味をそそられたのだが、彼等の進んだ人生で起きる事件がたいして交わることもなく淡々と過ぎていくので、中身に関しては物足りなさと勿体なさを覚えた。
3時間ある大作ドラマで、米軍占領下の沖縄で起こった事件や島民たちの苦難の歴史が丁寧に描かれている。
物語の中でいわゆる「運命の女」を演じる広瀬すず。正直、フィルムノワール的な展開の中で、健康的お嬢様的なキャラの彼女はミスキャストでは?とも思ったが。一方で20年近い時代を描く作品なのでキャストも大変だが、広瀬すずは童顔で若々しいこともあり、違和感なくは観れた。
とにかく、沖縄の海の美しさは脳裏に焼き付いた。
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