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[コメント] 鬼才の道(2024/台湾)

ちょっとまとまりのない感じもするが、オカルトホラーの裏側を見ているようで、なかなかに楽しい映画だった。ところで
シーチキン

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ボスの正体についてなんだが、この映画の世界では死んだ者の霊が、悪霊としていろいろやると、生きている者たちがそれを鎮める、あるいは払うために法要をする。その法要をされることが、悪霊にとってはポイントになってボスに認められて、悪霊としてとどまることを認められる、ということなんだよね。

しかし、先に書いたように法要は本来は(効き目があろうとなかろうと)悪霊を追い払うためのものであって、悪霊にとってはマイナスなものではないだろうか。そしてその法要をやることで、何らかの「利益」を得るのはお寺さんなどの宗教関係だよね。

なのに法要をしたらポイントアップって、ひょっとしてボスの正体は・・・などと不謹慎なことを考えてしまうのも、楽しい。

(評価:★3)

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