[コメント] シザーハンズ(1990/米)
純真さの裏には儚さがあることを考えずにいられない
とても悲しい話,一言で言えばそんな映画だと思う.前半はとてもほのぼのとしていて,ちょっとした笑いのある童話のよう.それがエドワードの純真さゆえにトラブルに巻き込まれていくのは,見ている方も胸を痛める.最後はハッピーエンド,とまではいかないが,思いやりにあふれたいい終わり方をしている.とくに気に入っているのは,なぜ雪が降るようになったかということ.これが語られることで,話にとても引き付けられ,終わった後の印象がとてもいい.それに背景や衣装などの道具のセンスがとてもいい.今見ても,決してイメージを損なわない.
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