[コメント] 第1回 欽ちゃんのシネマジャック 「きっと来るさ」(1993/日)
讃えられるべきは物語ではなく、うらぶれた舞台上にある萩本欽一ら偽子供たちの生き生きとした表情とそれを包み込む空気をとらえたカメラであろう。このフェイクは一見大きな違和感をもたらすが、市川準のマジックをもってやがて真実をも越える心の揺れ動きを与えてくれる。至芸といえるだろう。
(水那岐)
投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。