[コメント] 暗黒街のふたり(1973/仏=伊)
愚直ながらも“言いたいこと”が詰まった映画。
ナレーションの多さとか、間の取り方とか、はっきり言ってあまり演出は上手くない。それでも、犯罪者擁護という言葉を恐れずにこの映画を作り上げたジョゼ・ジョバンニを讃える。これは実体験からノワールものを作り上げてきた彼にしかできなかったことだ。
そしてジャン・ギャバンとアラン・ドロンのふたりもいい味出してる。ドロンの笑顔はまだ眩しかった。(ただ、そこにあからさまな哀しい音楽をかけるのはどうかと思う。)
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