[コメント] ジョナスは2000年に25才になる(1976/スイス)
社会の主流からちょっとはみ出した30代の人たちの、ちょっとタガの外れた思想と生活のセッション。スイスという国が解れば、もっと面白かったかもしれん。
自然、歴史、教育、宗教(?)、等など・・・。いろいろな観点から世界を見つつも、それぞれがちょっとズレた人たちなもんで、全然インテリ臭くなってないのが面白い。全然接点のなさそうな人たちが、これから生まれるジョナスを思って、歌を謳うところが、印象深い。そんな大人の、勝手に描いた未来の上に、子供は子供で勝手に未来を描いていくんだろうな、と暗示するようなラストも面白い。ともあれ、フランス産のこのテの映画よりは、はるかに好感の持てる映画でした。
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