[コメント] 13日の金曜日(1980/米)
その後のシリーズより、人気のないキャンプ場の静寂の重みはよく描かれていて、緊迫感の煽り方は優れていたように思う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
連続殺人映画。
さすがに今見てしまうと、恐怖演出やショックシーンはやや見劣りしてしまう。しかし、その後のシリーズと比べると人気のないキャンプ場の静寂の重みの雰囲気はよく描かれていて、緊迫感の煽り方は優れているように感じる。
犯人に関してはほとんど伏線も用意されず、推理要素も薄い印象。また犯人が、昔、監視員のミスで息子を溺死させられた中年女性じゃ、さすがに唯一生き残ったヒロインのほうが若さや体力でメリットがあるので、犯人が彼女を追い詰めまわすシーンも緊張感に欠けた。
1つ気になったのは、終盤で犯人のボビーズ夫人が再び発電機の電源を入れた後で襲われたヒロインのアリスがボビーズ夫人を気絶させて再びブレンダの死体が投げ込まれたコテージに逃げ込むのだが、その際になぜ明かりを消したのか不明。他のコテージは明かりがついていたのだから、消してしまったらみすみす犯人に居場所を知らせるだけのような気がする。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。