[コメント] 昭和残侠伝 血染の唐獅子(1967/日)
佐伯清版前三作で、一旦、煮詰まった感の義理と人情話しをあえて薄めたのが確信犯的戦略ならば、とってつけたような秀次郎と重吉の「道行き」はむしろ消化不良の元凶でしかなく、新たなアイディアが欲しかった。藤純子の形式的所作もマキノ流とはいえ陳腐。
(ぽんしゅう)
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