[コメント] 死霊のはらわたII(1987/米)
1作目は5点、こちらは4点。ところが、ある意味ではこのとんでもないセルフパロディ続編の方が愛着が沸くから不思議。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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前作を見たときは“怖い”という印象もあったのだが、本作ではそれは全くなし。しかし、笑い度は間違いなくあがった。
映画としてはバカ路線を突っ走る開き直りがあり、“スプラッターの原点”と言われる1作目のように、後の影響力などを考えると大きな意味合いはないのだが、観ている最中にはそんなことは関係ない。自分の左手と戦うアッシュ、左手とチェーンソーを合体させて強くなったアッシュ、そしてあり得ないと話していたことが自分に降りかかり嘆くラストシーンのアッシュ。これらには大爆笑するしかないのだ。
サム・ライミはやっぱり“B級”であってこその監督だ。
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