[コメント] 歌麿をめぐる五人の女(1946/日)
歌麿が五人の女を引っ掻き回す話だと思ったら真逆で、歌麿が五人の女に引っ掻き回される話でした。
歌麿の案外誠実なキャラには好感が持てたし、女たちのバイタリティには圧倒されたものの、どうしても勢之助さんのキャラが好きになれず、始終イライラしっぱなしでした。
またいつも通りの巧みな空間演出が効いており、女中の素潜りなど素晴らしいシーンは沢山ありましたが、その空間演出がストーリーと上手く絡んだ印象がなく、ちょっと勿体無い気がしました。
それにしても田中絹代さんはやっぱり圧倒的な存在感。
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08.12.02 記
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