[コメント] 残菊物語(1939/日)
年代もののフィルムのため役者の顔が判別できず顔も思い出せないほどなのだが、
立ち居振る舞いはなんとなく思い出せる。これが映画的ということであろうか。
溝口がロングで長まわしするのは、当時の映像技術では役者の顔かたちを描写できないため、 役者の立ち居振る舞いだけでしか勝負ができないと思い立ったのが理由なのではないかとふと思った。 それとも劇中劇の歌舞伎のように、映画そのものを舞台のように扱うのが溝口にとっては自然だったのかな。
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