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[コメント] 月とキャベツ(1996/日)

長すぎるプロモ・ビデオにお似合いなのは、下手なダンスと少年マンガふうセンチメンタル(少女マンガではない)となまぬるい映像。
minoru

以下悪口。 まずダンスが下手なのは致命的。ダンスで感動させなくてどこで感動させるつもりだったのか。最後の歌で帳尻合わせたつもりなのか。「ダンスに感動しました」この言葉を観客に言わせることの出来ない監督は無能と呼ばれても文句は言えないはず。衣装は「無垢」で「妖精的」な感じの「生成りの白」を基調とした「ナチュラル」な生地で、セットは「田舎の廃校の音楽室」…微妙に古い「いかにも」の連続技を恥ずかしげもなく繰り出し、夏の陽射しや夏山の夜の匂いを感じないロケーション撮影。

山崎まさよしはミュージシャンとして好きだが、この映画が彼の汚点となってしまったことに憤りを感じるファンはいないのだろうか。あるいは彼にはこの程度の映画に収まるぐらいありきたりの人でいて欲しいのだろうか。

(評価:★1)

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