娯楽というよりはむしろもう完全に芸術。アートの世界。

スタンリー・キューブリックの尋常ではない才能を魅せつけられる。

凄まじいビジュアルセンス。

ＣＧがまだ発達していなかった時代にこれだけ宇宙をリアルに描き切ったのも本当にスゴイ。

きっと自分もリアルタイムで映画館で観ていたら衝撃を受けていたかもしれない。

今から観ると、宇宙服や宇宙船の内装など、新しさの中に古さや時代を感じるところに、ちょっと魅力を感じた。

でも、現代のスピード感ある映画を見慣れている世代にとっては、この映画のスローな展開は少々退屈だった。

凄い映画だってことはわかるけれど、言いたいことがよくわからん映画は苦手。