[コメント] 5時から7時までのクレオ(1961/仏=伊)
通俗な歌のレッスンを拒否して逃げて、彫刻の抽象劇術に和む、という呼吸は判る気がする。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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死を前にしたらそうなるのではないか。そして路上で蛙喰らう小父さんも何とも思わなくなるのだ。
しかし、終盤の饒舌な兵士との出会いはアルジェリア戦争について何か云おうとしているらしいのだが舌足らず。この兵隊へも放射線治療をするという暗喩が、どう意味をなすのか掴みかねる。
アイドル歌手を相対化する放浪と自分探しは瑞々しいとも云うが青臭い作劇とも云うだろう。再見。蛙ばかり覚えていたが、撮影はとてもいい。
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