ケイジもトラボルタも過剰演技を上手くやっている。ウー監督作だと過剰演技位はしないとウー演出のほうが目立ってしまう。ようやく倉庫とか地下とかじゃなくてまともな部屋を使ってアクションシーンを撮れるようになったということが目出度い。あと最後のモーターボートのシーンまで入れる必要あんのか？過剰サービスが好きなのは解るけど、教会での撃ち合いでケリ付けるべきだったんじゃないかなぁ。美学より過剰サービスを優先してると安く見られるということを考えるべき。フェイス・オフってよりウー映画であるってことに引き戻されるのは良く無い。ロマンティックなシーン（わざとらしいやつ）は今までで一番レベル高い出来。